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【インタビュー】さらスポーツクラブ クラブマネージャー 田村治仁さん

2014.12.24更新

【インタビュー】さらスポーツクラブ クラブマネージャー 田村治仁さん

「さらスポーツクラブ」の「さら」は新しい、の意味。


「総合型地域スポーツクラブ」として位置づけられている、さらスポーツクラブは、子どもから高齢者まで、障がいの有無にかかわらず誰もが参加できる、スポーツの新しい取り組み方を提案しています。活動を始めたのは2006年、団体としては2009年に設立されました。

一般的なスポーツでは、道具やさまざまなルールによって細かく規定されていて、誰でも気軽に参加できるものばかりではありません。
 

「小さい頃の遊びを思い出してください。一緒にやっている人数や、そこに参加している仲間の年齢などに合わせて、臨機応変にルールを変えながら、みんなが参加できるようにしていたと思います。さらスポーツクラブでは、そういう昔の遊びのように、誰もが参加できる場をつくろうとしているのです。」
 

田村さんたちが取り組んでいるのは、「ふうせんバレー」「卓球バレー」などのスポーツのほか、うどん巡りやAED講習、手話教室など多岐にわたります。
「ふうせんバレー」は通常6人制で、コート内の全員が必ず1回はボールに触れて相手に返す、まさに共同作業。ピンクの可愛らしい風船を小さな子どもたちが追いかける横で、車いすの方や高齢者の方も同じコートでボールに触れ、打ち返していきます。
 

AED講習を行うと決めたとき、当初、周囲の反応は「習ったとしても、障がいのある人にAEDを扱えるのか?」というものでした。しかし「自分が扱えなくても、他人に教えることができる。」という発想が人々を動かしました。

田村さんがこのような考え方をするようになった原点はどこにあるのでしょう?
 

きっかけは自分が病気で入院したとき。自分の病気について、一番わかるのは自分。病院のなかで、自分の病気についてどの程度理解されているのか、疑問に苛まれました。世の中にあるさまざまな理解の壁を感じ、一方で、病気や障がいのある人自身も自分の状況を正しく伝えられることが必要だと強く思いました。
 

お互いを知ることの大切さ。さらスポーツクラブで提案する事業は、相互理解の第一歩、誰もが入ってこれる環境と雰囲気づくりをして、皆が楽しめる機会を提供し続けています。

「うちはスポーツクラブという名前ですけど、実はスポーツ以外の取り組みも多いのです。声を出すだけでもスポーツ、という場合もありますしね。」
笑顔で話をされる田村さん。
 

人を集め、互いを知りあうには、参加して楽しいことが何より大切。


1人でも参加しやすい不思議な居心地の良さは、さらスポーツクラブの皆さんの意識によって生み出されているのですね。

お問い合わせ先
さらスポーツクラブ ℡087-813-5016