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【インタビュー】 竹内孝次さん

2015.03.11更新

【インタビュー】 竹内孝次さん

「香川にストリートダンスのコミュニティーを創りたいんです!」
まっすぐな表現でそう語る竹内さん。
 

ダンサーであり介護士、中学高校の6年間は体操をやっていました。

ダンスネームは「ドリル」。すぐさま、ブレイクダンス特有の、逆さになって頭で回転する、あの動きを想像できます。
 

 ストリートダンスのコミュニティーって?
 

「ダンスって、誰でもできるし、垣根がないんですよ。楽しみや生きがいであり、運動でもあり、自己表現の場にもなる。ダンスを通じて人と知り合えたり理解し合えたり、新しい事業の展開につながることもあります。香川にはまだ全体的なコミュニティーがないので、これから作っていけたらと思うんです。」
 一口にダンスといっても、竹内さんが専門とするのはHIP HOPのダンス。ヒップホップという名称はよく耳にしますが、文化として正しく理解している人は少ないかもしれません。
 

 ヒップホップとは、1970年代にニューヨークのサウスブロンクスという地区で生まれた文化です。貧困や差別などにより難しい状況にある地区で行われていた「ブロックパーティ」という住民のお祭りから始まったといわれます。音楽、MC、ダンス、グラフィティアートなど、様々な表現方法がありますが、ヒップホップというのはそれらをまとめる総称です。
 

 ヒップホップという名前と文化の生みの親は、もとはニューヨークで最も大きな勢力をもつギャング団のリーダーだった、アフリカ・バンバータという人物。彼はアフリカを訪ねた際に、地域社会の在り方や反アパルトヘイト運動に大きな感銘を受け、自らの指導力とネットワークにより、ダンスや音楽などを使って、人を巻き込み、社会を変えていく行動を始めるのです。彼の掲げたキーワードは「PEACE(平和)/LOVE(愛)/UNITY(結束)/Having fun(楽しむこと)」。社会の中に渦巻く不安や暴力の負のエネルギーを、一気に正のエネルギーに変えていったのです。
 

 単に踊る、音楽を奏でるということだけではなく、ヒップホップの文化背景について理解したとき竹内さんは、ネガティブなものをポジティブに変える「ブレイクスルー」力がヒップホップにはある、と確信します。
 

 実は、数年前、自身に発達障がいがあることを知ります。末っ子で、活発で、自由気ままに行動する…子どもらしいそんな性質が、小さい頃から他の人よりも際立っていたのかもしれません。それが症状として診断されますが、竹内さんは、むしろ「強み」と捉えています。障がいは、「要素」であり、そのバランスが一般と違うだけ。秀でたものを利用して、足りないものはフォローすればいい。
 

「障がい者に優しい社会」より、「障がい者が活躍できる社会」になればいい、という竹内さん。
 

 ストリートダンスのコミュニティづくり。まず第一歩は、県内のダンス団体やイベントの情報が総合的に掲載されるウェブサイトの実現を目指しています。
 

 ダンスの力で世の中の壁や偏見を取り払い、社会をクリエイティブに変革していく…仲間を集めながら、目標に向けて前進中です。
 

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