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【インタビュー】特定非営利活動法人 にしき工房 理事長 小西由季子さん

2016.03.17更新
理事長 小西由季子さん
理事長 小西由季子さん
軽作業中のメンバー
軽作業中のメンバー
にしき通信11月号
にしき通信11月号
看板
看板
日替り弁当
日替り弁当

弁当づくりの場こそ、顔と元気づくりの場。

 取材
に伺ったのは、ちょうど午後1時頃でした。「にしき工房」の皆さんは、お弁当づくりを終え、チラシ作成の真最中。「お客様にお渡しするにしき通信11月号に、色を塗っているんです。」と教えてくれたのは、理事長の小西さんでした。秋のモチーフに彩られた小さなチラシには、“メンバーの声”や“11月の行事”や“かぼちゃの効能”など、楽しそうな記事が紙面いっぱい。思い思いのパステルを手にしたメンバーの皆さんは懸命に、紙面に向かっていました。こうした手作りの「にしき通信」が、手作りお弁当といっしょに、お客もとに届けられているです。

 「にしき工房」は、養護学校に通う子どもを持つ親たちが「ハンディのある人も無い人も共に働ける場づくり」をモットーに、平成94に開設し、平成104からはハンディを持つ10メンバーが共に働く“小規模作業所”として錦町スタート。「にしき工房」という名の由縁、そこにあるようですね。ここ花ノ宮町に移転してからも、開店当時にお手伝いしてくれていた方からお弁当の注文が入るそうです。あたたかな繋がりが今日まで続いていることを、小西さんはうれしそうに語ってくださいました。


 地域の人々に喜んでもらえる“味を届けながら、メンバーの自立を目指し続けている「にしき工房」。そして、メンバーの居場所(働ける場)づくりを何より願い続けている小西さん。現在、24~5911のメンバーは、懸命にそしてのびのびと、~(830~1500)お弁当づくり・軽作業(現在は大手寿司チェーン店からの依頼で割り箸袋詰め等)励んでいます。週はじめの月曜日には、仲間たちとまた働ける喜びに沸き、「にしき工房」は活気にあふれるそうです。それくらいメンバー全員が「にしき工房」を生活の支えとし、「お弁当づくり・軽作業」を支えにし、社会とのつながりをしっかりと持ち続けていることが伝わってきます。メンバーは毎日、自力でここ「にしき工房」まで通って来ています。「お弁当をつくりたい」「みんなと会いたい」、その想いにあふれていることがわかります。私達のいろんな質問にも、明るく元気な笑顔で答えてくれました。のびのびとした表情が、この「にしき工房」の居心地の良さを証明しています。

 
の串カツ、おでん、おから、レタスとしめじの煮物、鶏のから揚げ、モヤシの海苔酢和え、ポテトサラダ、出し巻き卵、ゆかりかけご飯。これは、取材日当日の日替り弁当のメニューです。季節の野菜中心のお料理上手の母さんの味」を日々、手作りしています。ネットの口コミ情報には「チェーン店の弁当屋さんよりも、おふくろの味に近い」といううれしい声も。ランチタイム時には、近くのサラリーマンから主婦の方まで、ボリューム満点の日替り弁当人気を呼んでいます。栄養たっぷりでやさしい味のお惣菜を詰め合わせたおかずセットは、ご近所の一人暮らしのお年寄りたちに好評の逸品のよう。「お弁当は、日々メンバー・スタッフ全員が気持ちを込めて作っています。」という小西さんの言葉どおり、11人のメンバーとメンバーを支える7人のスタッフの誠実な想いが、素材選びから仕込み、調理、詰め合わせに至るまで、しっかりと詰まっているからこそ、今日の“美味しいお弁当のにしき工房” にまで、成長してきたのでしょう。
 
 にしき
工房のお弁当は今、北浜玉藻でも販売中(月・水・金)です。是非、足を運んで、メンバーご自慢の味を味わってみてください。そうすることで、メンバーにもスタッフにも、そしてメンバーのご家族にも、笑顔がもっともっと広がっていきます。もちろん、お弁当を食べたお客様にも元気な笑顔が広がることでしょう。そして何より、気張らずに着実にメンバー全員と一緒に歩み続けている小西さんの、「出来る限り、このにしき工房を続けていきたい」という言葉を後押しすることにも繋がると思うのです。

※小西さんへの取材日は2015年11月5日です。

お問い合わせ先
特定非営利活動法人 にしき工房
●高松市花ノ宮町一丁目11番15号(ハローワーク高松向かい)
●電話&FAX:087-837-5010