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【インタビュー】 高松市における就職支援について

2013.03.06更新
西川課長補佐
西川課長補佐
中島係長
中島係長
中国の中高齢者企業説明会
中国の中高齢者企業説明会

香川大学経済学部西成研究室ゼミ学生の皆さんが、まちづくりに携わる方々を対象として、学生各自の関心をもとに訪問インタビューした記事です。

インタビュー対象:
高松市 創造都市推進局 産業経済部商工労政課 課長補佐 西川 宏行さん
高松市    〃         〃     係長   中島 典生さん
(インタビュアーは香川大学経済学科修士1年の李艶紅さん:中国吉林省出身)


[高松市における就職支援について]

●就活応援の役割について
 日本における就活応援活動は、国と県・市の役割が分けられている。国は求職者に仕事を紹介する。例えば「ハーローワーク」のようなところで様々な企業の情報を集め、求職者に紹介するとともに企業に推薦する。一方、市の主な役割は、関係団体と協力しながら、求職者が将来の安定的な職業への就職に向けた能力開発や、失業で生活支援に関することについて担当している。他に、求職者に、就職活動のポイント、応募書類の作成、面接の受け方等を教えている。
 また、香川県等が実施している就活イベント・就職支援事業などを連携しながら行っている。
中国では国と地方の役割がそんなにはっきり分かれておらず、就活応援のような部門は国所属なので、主な役割はやはり仕事の紹介である。日本より就職で不安な気持ちを慰めることに欠けている。部門の役割をはっきり分けないと、仕事も良く出来ないと思う。

●就活応援の育成について
 求職者の職業技術を高めるために、香川職業能力開発促進センターでは、様々な育成コースを設定している。例えば、金属加工科、電気・通信施工技術科などのようなコースごとの参加資格を設定しており、育成費は無料である。
 一方で、中国の求職者育成は不足している。日本側は、すぐ就職できるような育成のコースを設定している。しかし、中国側はこのような制度がない。地方県、市は資金が足りないので、就活応援の育成に資金を投入したくない。その結果は、何か技術を持ってない求職者は、就職しにくくなる。従って、日本のように、無料の技術コースを設定することが必要と考えている。                        

●高齢者の就職について
 日本は高齢者国で高齢者の就職応援は他の国家より十分だと思う。例えば、「シニア就業支援プログラム事業」というのは55歳以上の方を参加対象として設定されたプログラムである。高齢者の教育レベルと体力に対して、専門的な応援を行っている。
 中国は人口が多い国であるが、10年ほど続く「人口政策」で高齢化国にも入った。社会保険がいまだ不完備であり、高齢者生活は厳しくなっている。就職機関は高齢者に専門の企業説明会を開催し、適当な職位を提供しているが、高齢者の体力や教育レベルの問題から、待遇のよい仕事を探しにくいのが現状である。そのため、食べられるほどの給料を稼げず、生活の改善が難しい。中国は日本の経験を学ぶべきである。



 (インタビュアー)
 李艶紅 中国吉林省出身 2010年来日 2012年香川大学 経済学科入学
 2006年に大学を卒業してから、日系企業の人事課に勤めていたので、企業向けの社会保険に関する規則をよく勉強した。人事採用時、応募する人と相談し、就職の当惑、不安な気持ちを強く感じた。今回のインタビューを通じて、市役所の担当者に優しく説明していただき、企業支援に関することもよく理解できました。中国の就活支援は発展中で、日本より様々な点で不足がある。そのため、日本から学ぶものが多いと思う。

 

お問い合わせ先
高松市 創造都市推進局 産業経済部商工労政課
〒760-8571 香川県高松市番町1-8-15
電話087-839-2411 FAX087-839-2440