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【インタビュー】 有澤陽子さん NPO法人子育てネットひまわり

2013.03.06更新
子育てネットひまわり 有澤陽子さん
子育てネットひまわり 有澤陽子さん
マンションの一室を借りたとことこルーム
マンションの一室を借りたとことこルーム
ひまわりはうすとことこの玄関
ひまわりはうすとことこの玄関

香川大学経済学部西成研究室ゼミ学生の皆さんが、まちづくりに携わる方々を対象として、学生各自の関心をもとに訪問インタビューした記事です。

[活動内容]

 子育てネットひまわりは、2004年3月から始まり、2007年7月9日に、自主事業として始まった、親子が集って、交流や情報交換、相談ができるという「つどいのひろば」は、高松市の委託を受けて、つどいの広場「ひまわりはうす とことこ」となった。主にフリースペースである「とことこルーム」とクッキングカフェやリトミックなどの行事が主に行われるコミュニティスペース「まめの木ルーム」がある。子育てしている方々が18人シフト制で働いている。
 有澤さんは引っ越した先で地域のコミュニティセンターで活動している子育てサークルに助けられ、香川に帰ってきた時に地域にある、開かれた交流スペースが欲しいと思い、始めたそうだ。


[インタビュー内容


●こんなことも知らないんだ、っていうことも結構ある
Q.子育ての現状を現場にいてどう思うか?
 地域とか子育ての環境は変わってきていて、母子密着型でお母さんと子どもと過ごす時間がめちゃくちゃ長い。家で、母子で悶々としながら、どう相談したらいいのかって思っているお母さんが多く、私もそれを経験した。地域のおばちゃんが、いいよ、やっといてあげる、預かってあげる、っていう支え合いの関係が薄くなっているとは思う。また、こんなことも知らないんだっていうことも結構ある。例えば『うちの子かなり泣くんです』って言うお母さんが居られても、他と比べても普通に泣いているっていうレベルで、自分の子だけ見ていると、めちゃめちゃ泣く子というふうに感じられる。
 人と子育ての現状を情報交換するなどは家にいると出来ないからいらいらしちゃう、相談もできなくてそれがすべてになっちゃう。育児本を見ると幸せな子育てしている人がいたり、美しい盛りつけの離乳食の写真にプレッシャーを感じたり、情報が一方通行になって生きづらい中になっているのかな。

●ひまわりはうすのマンションの扉を、開けるときの気持ちを忘れない
Q.女性として活動していくうえで大切にしていることは?
 この業界は女性が多いのでそんなに女性が、っていうことはないんですけど、地域活動をしている中で、市民活動に関する委員会等に属する機会をいただいています。それは「子育て」っていう目線を取り入れるという目的で選ばれていると思う。だから、日々子育て当事者たちと向き合う活動の中で組み上げたニーズと課題を事業に伝えていくことが私のミッションだと思う。
 また、私も乳幼児の育児は終わっているので、そのときの苦労を忘れている。常に「当事者制」、子育て中のお母さんのその時の気持ちを忘れないようにしている。ここはマンションの一室なので、来づらいというか。始めてくるお母さんが、ひまわりはうすのマンションの扉をどきどきしながら訪ねる気持ちを忘れないようにスタッフに言っています。その辺の細やかさは女性特有であると思いますし、子育てを少なからずしたからというメリットなのかなと思います。

 


(インタビュアー)
 香川大学経済学部地域社会システム学科の三船菜穂です。
 インタビューさせていただくなかで、「当事者性」ということを強く感じました。ご自身が地域のコミュニティーセンターの子育てサロンに助けてもらったこと、自らの子育て経験の中から、訪ねてくる親子の視点に立って活動されている。「利用者」の心情や体験を自
らがしていることで、本当に必要なことが供給できているように思いました。
お問い合わせ先
特定非営利活動法人 子育てネットひまわり
高松市出作町東原382番地1 酒井ハイツ110
電話:087-816-7700 FAX:087-816-7700 E-Mail:himawarinet2005@yahoo.co.jp