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【インタビュー】 蟻波勝さん 丸亀町商店街振興組合

2013.03.06更新
丸亀町商店街振興組合事務所にて
丸亀町商店街振興組合事務所にて
丸亀町商店街全体図
丸亀町商店街全体図
なかなか上がれない商店街のアーケードの屋根を紹介してもらいました
なかなか上がれない商店街のアーケードの屋根を紹介してもらいました

香川大学経済学部西成研究室ゼミ学生の皆さんが、まちづくりに携わる方々を対象として、学生各自の関心をもとに訪問インタビューした記事です。

[丸亀町商店街について]


 丸亀町商店街は現在、商店街をA~Gの7つの街区に分け街区ごとに再開発が行われています。すでに再開発された街区では新しいお店やマンションなどが建てられ、たくさんの人たちで賑わっています。
 今回は丸亀町商店街の再開発ビルを事業している丸亀町商店街振興組合の蟻波勝さんにインタビューさせていただきました。

[インタビュー内容]

Q.再開発でどのような役割の仕事をされていますか?
 地権者の情報の整理や、再開発をするときの土地と建物にどのくらいの価値があり、再開発後どのようにするかについての調整などをしています。現在は残された街区の再開発をどうするかということを地権者のみなさんと話し合っています。どんな商店街がいいか、残された街区に入れたい施設、あったらいいと思う機能を検討しています。

Q.再開発のポイントは何ですか?
 土地問題です、定期借地をして土地を一つの会社でマネジメントし、テナントを配置しています。通常は個々で店を持っているので、隣の店が何の店をしようが勝手だというようなことがあります。例えば、高級ブティックの隣でコロッケ屋がいいにおいを出してコロッケを揚げていたらブティック側はうれしくないですよね。高級品を買いに来た人はコロッケのにおいのするところでは買いたくないかもしれません。個々でするとそういう相乗効果も生まれないので、全体で土地を借りて一つの建物を建て、そこをマネジメントすることを考えました。

Q.郊外のショッピングセンターに対して商店街に人を呼び込む工夫はありますか?
 集合住宅やホテルに人がたくさん集まって住んでもらい、その人たちが住みやすいような商品やサービスを提供していくことがショッピングセンターとの違いです。住むための機能を充実させていくことは郊外ショッピングセンターにない価値です。マンションを建てても便利な住みやすい機能を持たせないと人は戻ってきません。例えば、医療、介護、生鮮市場など、生活に必要な機能はセットで計画しています。全体をまちづくり会社が一体運営して必要な店を必要な場所に配置していこうとしています。ドーム・広場は市民が自由に使える広場で、毎週様々なイベントがされています。大きなイベントでは、2000人もの人が参加します。イベントでこの街に親しんでもらって、商店街のお店の売り上げにもつなげることを目指しています。


(インタビュアー)
 インタビューを行った香川大学経済学部2年水田敦士です。
 インタビューをしていて、地域住民のために丸亀町商店街に住んでもらいたい、便利で住みやすいまちにしたい、という蟻波さんの熱意を感じました。土地所有者や商店街の人々の協力を得ることができ、市民と共に再開発を行っていることが、丸亀町商店街に人々を呼び、活性化され、全国的にも注目されているのだと思いました。今後も商店街は再開発され、更に生活に便利な商店街へと変わっていくと思いました。
お問い合わせ先
高松丸亀町商店街振興組合
〒760-0029 香川県高松市丸亀町13-2-4F
電話087-821-1651